絵を描く場合、手元ばかりを見ていないで、全体をしっかり確認するのが重要です。

できれば、実寸で確認したいものです。

メインのディスプレイでは、Zoomをしたりしてて、どうしても全体が確認できません。
まぁCTRL+0等のショートカットキーで実寸に戻してもよいのですが、スムーズではありません

ディスプレイが複数あって、ウィンドウが存分に表示できる場合はそれぞれのディスプレイに
作業用、表示用など表示して置けべよいのですが、だれもがマルチディスプレイ環境ではないので

ディスプレイは1つしかない時にも仮想マルチディスプレイ環境を構築することで、全体確認をしたいと思います

Dexpot1.6というソフトを使います。
個人利用に限りフリーで使えるようです。

Dexpot
にあるダウンロードリンクからダウンロード、インストールします。

WS000083

「NEXT」です

WS000084

「I Agree」です。気になる人は英文をちゃんと読みましょう

WS000085

個人利用なので「Private use」を選びます

WS000086

インストール先。
既定値のままでよいでしょう

WS000087

これは、チェック外しました。
余計なソフトはインストールしたくない人は、外してください

WS000088

無事インストール完了したら
「環境設定」を行います。

タスクトレイに常駐したアイコンを右クリックして[Setting]から設定を行います。
ここで設定したいのは、即座に別のディスプレイに切り替える方法です。

作業ウィンドウ

 ・詳細に書き込むウィンドウ
 ・全体確認用
 ・パレットなどを置いておくウィンドウ
 ・その他メールやブラウザなど資料用

上記を想定して作成します。
そこで上記の環境を即座に切り替えできるようにショートカットキーを設定したいと思います。

このショートカットをラジアルメニュー(WACOM限定ですが)やファンクションに登録しておけば、キーボードを
使わなくても切り替えが簡単です

 WS000089

左側の「Controls」をクリックします
Hotkeyの中にある「Switch Desktop」の「+」を押して展開します。

 ・Desktop1 : 1番のデスクトップに切り替えるキー設定
 ・Desktop2 : 1番のデスクトップに切り替えるキー設定
 ・Desktop3 : 1番のデスクトップに切り替えるキー設定
 ・Desktop4 : 1番のデスクトップに切り替えるキー設定
 ・Next Desktop : 次のデスクトップに切り替えるキー設定 
 ・Previous Desktop : 前のデスクトップに切り替えるキー設定

それぞれ好みの設定にしてください
設定は右上のところで設定します。 

設定が完了したら、「OK」をクリックしてください